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12/18 U理論シンポジウム 報告

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20101218日に日本で初めてU理論に関するシンポジウムを開催いたしました。

120名を超える参加者をお迎えし、ダイアログを中心とした参加型のイベントとなりました。当日のイベントの様子をご報告します。

 

 

20101218日に日本で初めてU理論に関するシンポジウムを開催いたしました。

シンポジウムは、以下のような構成で行われ、120名を超える参加者をお迎えし、ダイアログを中心とした参加型のイベントとなりました。

 

1.      開催挨拶:

社団法人プレゼンシングインスティテュートコミュニティジャパン(以下、PICJ) 

代表理事 由佐美加子

2.      ビデオメッセージ:オットーシャーマー博士(U理論提唱者)

3.      ゲストスピーチ:アラワナ・ハヤシ氏(プレゼンシング・インスティテュート創設メンバー)

4.      U理論概論プレゼンテーション:PICJ理事 中土井 僚

5.      パネルダイアログ:

(パネリスト)

l  瀬谷ルミ子氏 日本紛争予防センター(JCCP) 事務局長

l  辻井 隆行氏 パタゴニア日本支社長

l  村上 久乃氏 株式会社ベネッセコーポレーション進研ゼミ高校講座統轄責任者 兼 高校教育事業ドメイン経営企画室長

l  井上英之氏  ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京 代表・慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘准教授

l  永井恒男氏 株式会社野村総合研究所IDELEAチーム事業推進責任者

l  土屋恵子氏 シスコシステムズ

 

【オットーシャーマー博士からのメッセージ】

 

オットーシャーマー博士はビデオメッセージを通じて、現代に対する彼の洞察、自身の夢、U理論の意味、日本人へのメッセージを語ってくださいました。

博士は、「人類がこれまで見たことのない新しい課題に直面している。」と言及し、自らの夢を「共に仕事をしてきた多くの人の中に、そして自分自身の中に見出してきたような深い可能性の触媒となることだ」と語っています。

U理論とは何か?という問いに対して、博士は「U理論は本質的に3つの側面を持っている」と紹介します。

 

1.      フレームワーク:私達がどのように現実を見るかということにおいて、U理論は新たなレンズとなります。U理論のフレームワークを通して、私たち人類が、集合的に創りだしている現実、社会的な場のより深い側面に対して光を当てようとしています。

 

2.      メソッド(手法):変革を担うチェンジメーカーとして自分の置かれた周りの社会的な状況をどうしたら効果的に変えられるのか。その転換をサポートする社会テクノロジーとしてU理論を位置づけています。「プレゼンシング」と呼ばれる領域に到達する為のレバレッジポイントとして、「開かれた思考」、「開かれた心」、「開かれた意志」にアクセスすることだと言及しています。

 

3.      グローバル規模の覚醒のうねりの一部:消費者、生産者のグローバルコミュニティとして、私たちは地球に対して、子供たちに、そして我々自身にとっても持続可能性のない生き方をしています。新しい生き方や働き方を思い描き、共創造する必要があり、多くの人がそれを感じています。U理論は生まれ出ているグローバルな流れに言語を提供し、その動きに気がつくだけではなく、そのことについてお互いに話し合うことができるようになっています。

 

そして、最後に私たち、日本人へのメッセージとして、「自分自身の喜び、至福を追ってください。自分の道と深い知と喜びの源を追ってください。例えば、もしあなたが本当に興味深い会話をしたいと思ったらそれを実現するたった一つの方法は本当にその会話を楽しみ、会話をしている相手を愛することです。そして自分自身の中に、真に楽しめて、その人に感謝できる場所を見つけることです。あなたの仕事、そしてあなたの道を生きていく上でそれを楽しみ、あなたが本当は誰であるのかにアクセスしようとしてください。そして宇宙(ユニバース)からオープンであってください。それが私の提案であり、願いです」と伝えてくださいました。

 

【アラワナ・ハヤシ氏スピーチ】 

 

アラワナ・ハヤシ氏はプレゼンシングインスティテュートの創設者のひとりであり、ダンサーでもあるとともに、仏教の瞑想の教師でもあります。

彼女は世界各地で人々が、小さなからだ、社会的なからだ、地球のからだに存在することを思い出し、覚えていることができるように支援しています。オットーシャーマー博士が行っているU理論のワークショップにおいても、瞑想や実体化(embodyment)のパートのリードを行っていらっしゃいます。

 

彼女はプレゼンテーションの中で、「ピーター・センゲ(『学習する組織』提唱者)、オットーシャーマー共に、リーダーシップや変革において、アートは重要な側面を持っていると考えています」と添えた上で、グローバルコミュニティであるプレゼンシング・インスティテュート(以下、PI)の現状について紹介してくださいました。

PIは、物理的な場所やインフラといったものが存在するわけではなく、インターネット上で展開されているバーチャルコミュニティです。現在(2010/12/18時点)5,000名ほどの人達が参画しているとのことです。

そのPIは、5つのパートによって構成されているとの紹介がありました。

 

1.      リサーチ(調査・研究):ここではU理論の調査・研究が進められています。

 

2.      ソーシャル・テクノロジー:U理論を適応した実際のプロジェクトを元にソーシャル・テクノロジーを発展されています。特にセクター横断のプロジェクトを通して、どのようなソーシャル・テクノロジーが有効なのか研究されています。

 

3.      キャパシティ・ビルディング(器の構築):

ここでは、U理論の基礎コースとなるプログラムなどが提供されています。

 

4.      リビング・イグザンプルズ(実践されている事例):

ここでは世界中で実践されているU理論の事例が扱われています。

例えば、医療分野においては、HIVに関するプロジェクトがアフリカ(ナビリア、ザンビア)で行われ、米国オハイオ州では、医療システムそのものを見直すプロジェクトが進められています。また、サステナビリティの領域において、WWFが手掛けている海洋資源に関する大規模なプロジェクト、都市の緑化を目指したメンローパークプロジェクト、そして、サステイナブルフードラボという持続可能な食糧生産実現のためのプロジェクトなどが存在しています。

フィリピンやインドネシアでは、3セクター(政府、企業、NGO)を超えたプロジェクトが取組まれています。

 

5.      ソーシャル・プレゼンシング・シアター:

アラワナ氏は主にこのパートで、活動されています。このソーシャル・プレゼンシング・シアターは、コミュニティの中で生じているソーシャルボディ(社会的な肉体)からどんなことが現れ出ようとしているのかについて、実際に身体で表現することによって、コミュニティの中でどんなことが息づいているのか、言葉にならない何かが、今この瞬間どんなふうに現れているかを映し出していきます。今起きていることが目に見えるように映し出していくことで、そこから自分達はどんな未来を創りだそうとしていくのかを見出していきます。

 

彼女はこれらの取り組みに共通していることとして、ただ外部に向かって働きかけるだけではなく、それを通して、自分自身の内部にも深く入っていき、そこからまた外部に向かっていくというサイクルが継続的、持続的に生じていることについて、言及してくださいました。

そして、PIには知的な側面、行動的な側面、コミュニティにおける心的な側面が存在しており、強く注意を向け、深く聴くということに注力することで、集合的な智慧にアクセスすることを試みているとしめくくってくださいました。

 

【U理論概論プレゼンテーション】

 

PICJ中土井より、Uモデルの左側(Uの谷を下る側)に焦点を当て、レベル1~4までの具体的な違いについて、体験ワークを通じながら、紹介をさせていただきました。

 

 

【パネルダイアログ】

 

パネルダイアログは、土屋恵子氏にモデレーターとなっていただき、グラフィックファシリテーター井口奈保さんと共に、ファシリテートを行っていただきました。

パネリストの方々の自己紹介に始まり、それぞれ携われている活動に関するストーリーを共有いただき、そこからUプロセスについての探究を行いました。途中、参加者の皆様にも小グループになってダイアログを行っていただきましたが、その後のシェアにおいては、パネリストの方からのコメントを挟む間もなく、次々と参加者の方からコメントが出され、会場全体がダイアログの場となりました。

 

l  VOF(恐れの声)を乗り越えて、今の仕事に就くにいたった経緯

 

永井恒男氏:「今の事業(IDELEA事業)を立ち上げる時、会社を辞めようと思っていた。結果的に社内ベンチャー制度で今の事業を立ち上げることが出来たので、会社を辞めずに済んだが、当時は会社を辞めなければ、この事業を始められないと思っていた。会社を辞めることを3日間くらい上司に告げられず、4日目になった時に、初めてクライアント先に行って、上手くしゃべれなくなり、同行していた先輩のコンサルタントにサポートしてもらって事なきを得ることができた。その時に、自分は会社を辞めることを告げることが出来たが、それを言うことが出来なかったことや、仕事がうまく手に付かなかったことなどは今から思えば、VOF(恐れの声)だったんじゃないかと思う。その恐れを乗り越えて、今の事業を始め、とても楽しく毎日を過ごしている。5年経つが、この5年間目覚まし時計に起こされたことはなく、目覚ましがなるよりも先に、常に起きている」

 

瀬谷ルミ子氏:「以前、国連に勤めて、PKO活動をコートジボワールで行っていた。当時の自分は、外務省や国連にいながら『日本ってNGOが育たないよね。専門家がいないよね』などと蚊帳の外で言っているだけの状態になっていることに気がつき、自分がそこに入って実際にダメなのかどうか試してみないとわからないと言う気持ちになり、今の組織に移ることに決めた。今の組織は、いろいろな問題を抱えてボロボロだったが、それでも飛び込んでみた。結果的に、一番長く勤めている。その時は、マイノリティになること、収入が4分の1くらい減ることなど心地よいものを捨てることを覚悟して、決断した。」

 

井上英之氏:「インタビューを受ける時、ソーシャルベンチャー・パートナーズを始めるに至った分かりやすいきっかけを求められる。しかし、実際には、日常の些細なことがセンサーにひっかかるようになり、違和感が積み重なった結果、『自分はこういうことをやりたいんじゃないか』と感じられるようになり、今の道に辿りついたように思う」

 

村上 久乃氏:「社内で対立している部門があり、正直向き合うことは面倒だった。しかし、その部門が協力しあわなければ、価値が半減してしまうことがわかっていた。そこで、怖かったけれども、相手方の部門と対話することにした。しかし、『3~4年で異動をしてしまうのに、なぜ、そんなリスクのあることをやるのか』と言われたこともある。実際にこれまでも過去の責任者がチャレンジして上手くいかなった実績もあった。それでも、対話に踏み切ったのは、人生の大半の時間を使っている仕事において、適当に対応しているのは、面白くもなんともないと思えたことだった。今は改革の途中で、大変なことも多いが、それでも前進を続けている。」

 

辻井 隆行氏:「私は、いろんなところで講演をさせていただく機会があるが、その度に、働く上でのストレスはないと言っています。それは、自分の方向性と、会社のミッションが合致しているからであり、自分に嘘をついて働かなくて済んでいるところがあると思う。Uの谷を潜るという意味においては、私自身より、パタゴニアという会社自身が経験したことがある。80年代においては、弊社は非常に伸びていたが、90年代の不況時に、経営危機を迎えてしまい600人いた社員のうち120名を解雇せざるを得ない状況になった。社員のほとんどは、創業者であるイヴォンシュイナードのクライミング仲間、家族、友人だった為、120人解雇は、彼にとっては信じられない位の痛みだった。その時初めて、外部のコンサルタントにアドバイスを求めた、『会社を使って、環境を良くしたい』と言ったところ、そのコンサルタントに『あなたは嘘つきだ。それなら、会社を売却して、環境保護の活動に投資した方がいい』と言われてしまった。そこで、何のために会社を経営するのか、会社をたたむべきなのか、我々はどこに行くのかについて、経営幹部15名と共に、南米パタゴニア地方を訪れ、一週間議論をしたという話を想い出した。それは、まさにU理論でいうところのレベル3と4の行ったり来たりを現していたんじゃないかと思う。」

 

l  固定観念から生じるVOJ(評価・判断の声)の扱い方

 

辻井 隆行氏:「私は、元々人の話を聞かないところがあると思っていたので、代表になった時に、物理的な制約を自分に貸してみることから始めた。自分が仕事をしている最中に、社員から『ちょっといいですか?』と声をかけられた時は、パソコンで作業をしていたとしても、まずパソコンから手を降ろして、膝の上に手を置き、席を勧めるということをやっている。最初は大変だったが、習慣化してくると、VOJに支配されづらくなってきた。」

 

村上 久乃氏:「外部からの刺激は、自分の固定観念の枠を壊すきっかけになると思う。自分の枠組みは自分では全く気がつかない上に、枠組みの外にいる人からしてみると、『それは、凄いとらわれだよね』ということがよくあるので、あえて自分の枠組みを壊してくれるような人と話すようにすることを大切にしている。」

 

l  短期的な利益の追求と、中長期的なミッションの達成のバランスの取り方

辻井 隆行氏:「日常の業務の中で、全員の意見が反映されるように多数決を取って決めることは出来ないし、それは非効率になってしまう。今行っていることは、年度の初めに、2泊とか1泊二日で、向かうべき方向性やプライオリティについては、言い残しがないように徹底的に議論するようにしている。私たちにとって、プライオリティは、達成したら次に進むようなもので、ビジョンは、永久に変わらないが、北極星のようにずっと追い続けるものと位置付けている。議論の後の、みんなの表情やフィードバックは、ポジティブなものになっている。イヴォンシュイナード自身、利益は手段であって目的ではないと明言している。わかりやすい話でいえば、セールス目標に到達しない月であったとして、70点だと思う商品をお客様に勧めたりすることは誰もしない。嘘をついて、商品を勧めても結果的に自分達の首を絞めるだけだという認識が文化として染み付いているから。」

 

l  枠組み(固定観念)を手放すことについて

村上 久乃氏:「私は、月に2度は事業に関わる幹部陣や関連部署の幹部と4時間くらい対話をする時間を持っている。その過程で思い込みを手放さなければいけないわけではなく、自分達が『これは、こうだよね』 と思っていることは、本当にそうなのか?と問うことが必要だと思うようになった。そこまで守らないといけないことなのかということを一回テーブルに出すことが大切だと思う。すごく大事だと思っていたことが、実際には『あいつが嫌いだ』ということが8割を占めていたりする。でもそれは、テーブルに出して初めてわかることだったりする。そして、それでも大事なことだとわかると、本当に大事なことだとして扱えるので、なんでもかんでも枠組みを捨ててしまうこととは違うのではないかと思う。ぶつかったり、言いにくいことをいったりすることを過程として経ることで、『このチームが向かいたい方向はこれだよね』ということが形成されるように感じる。」

 

l  パネリストから最後の一言

 

井上英之氏:「異質なものには拒否反応があり、関わる時には恐れはある。例えば、学生と関わっている時に、こちらが開くと愛情を求めてばあーっと学生が来ることがあり、恐ろしくなって、一人になりたいこともある。一方で、開くべきだという思いもある。今日のシンポジウムでは、その両方の自分の側面が出たなと思う。そして、割り切らず、そのままでいることも大切だなと思えた。」

 

永井恒男氏:「自分自身は元々ポジティブな人間だと思っていたが、自分自身の中でもVOC(皮肉と諦めの声)があるんだなと気づいた。先日、上場企業の500人の従業員にアンケートを取ってみたが、その結果、自分自身の会社に対して『何をやってもダメだ。手遅れだ』と諦めている人が4割を超えていることがわかった。その結果を受けて、『なんとか良くしたいと思っていても、足元悪すぎるなあ』と思っている自分自身に気づき、自分自身がその状態そのものに諦めを感じていることがわかった。自分自身の中にポジティブさと諦めの両方があることを認めて、大切にしたいと思った。」

 

村上 久乃氏:「私は3年間くらい今のポジションで対話をし続け、数週間前に『やり尽くしたな』という感覚があり、一人卒業感があった。しかし、改めて出来たと思っていたことは、自分に見えていない領域において、こんなにも出来ていなかったんだなということがわかった。そして、今のポジションでまだまだだと思えることは幸せだと思えた。」

 

瀬谷ルミ子氏:「過去の場面の中で保留したままになっていることがあり、たまに想い出すと胸がチクリと傷んだりする。自分が決断しなかったことややらなかったことが、夏休みの宿題のようにいつまでも追いかけ来るような感覚がある。それらの過去に対して、皆さんのお話を伺いながら、過去の自分の経験も振り返り、整理することができた。

他には気がついたこととしては、Uの谷を個人で下る時も、組織で下る時も同じだと思うが、それぞれが自分のこととして関われるかどうかが大切で、それがないと、一緒に下ろうという気持ちにもならないんじゃないかということ。アフガニスタンで武装解除の仕事をやっていた時、みんな『このままでいいのかな』と思いつつ、ダウンロード的に仕事を行い、達成はした。しかし、みんなでUの谷を下ることをしなかったので、現在、惨憺たる状況になっている。企業においては、業績という形で自分達が行ったことの結果が見えるので、行動を見なおそうとするかもしれないが、社会問題においては、ホームレスの問題であれ、武装解除の問題であれ、現地の人が絡んでいるために、ワンクッション挟まってしまい、責任の所在が分かりづらくなってしまう。関わっている人たちが当事者意識を持って関われるかどうかが大切だと言うことに改めて気がついた。U理論は現場の活動においても活用できると思うので、実践していきたいと思う」

 

辻井 隆行氏:「参加する前は、『U理論を理解してやろう!』という気持ちがどこかにあったが、途中から、『理解することより、この場で感じられることを持ちかえろう』という気持ちになれた。普段講演をする際は、自分が質問を受ける側で、ダウンローディングに応えているだけだったが、今回は自分も質問を出来たりして、非常に学ぶことが出来た。その中でも、保留は手段に過ぎないのに、目的になってしまっていないかを見つめ直そうと思えた。そして、個人は英語では"individual"つまり、in+divide(分けられない)という考え方なのに対して、日本語では『人間』つまり、人と人の間に着目されている。普段から、『人と人の間にあるもの』を大切にしようとしているのに忘れていたなと思えた。」

 

l  参加者の声

 

「素晴らしい会でした。一番印象に残ったのは、パネラーの人達のセッション(パネルダイアログ)をやっている時に、パ

ネラーの人達そっちのけで、周りの人達が、たくさん発言をしているというところに、何か未来を感じました。ありがとう

ございました」

 

「今日は貴重な話を聞けて良かったのと、身近なところで、キチガイでないかと言われるので、一言でいえば、気持ちが沸き立ちました。また、こういう場でもっともっと話してみたいなと思いました。ありがとうございました」

 

「大変学ぶことが多かったです。これから新しい時代に向かうにあたって、このU理論というのは、一人でも多くの人が身につけておくのが、社会変革や自己変革において、非常に重要な内容になってくるのではないかと思います。まだまだ、U理論の本質というのをわかっていないので、もう一度、原書や和訳本を読んで学び直したいと思います。今日はいろいろな学びを御提供いただきましてありがとうございました」

 

「素晴らしい場でした。自分自身、U理論入門者ですが、オットーシャーマー自身の理論構築と実践の両方をやりながら、世の中に普及させていくことに非常に感銘を受けました。今日この場に来られなかった人も含めて、日本中にどんどん広がっていくといいなと思います。どうもありがとうございました」

 

「U理論って、難しいことのように捉えていたんですが、もっとシンプルに捉えていいんだなという感じがしました。理論そのものを100%理解して実践していかなきゃいけないのではなく、自分なりにシンプルに捉えて、感じながら、時々上手く当てはめてみたりすると、体験しながら学べるのかなということを感じました。ほんとに最後に思ったことですが、『素晴らしい場だったな』と思います。ありがとうございました」

 

「すごく楽しい場で、U理論が何かと言うのは、自分でもまだ分かりきっている感じはないんですけれども、何か新しいうねりが来ているのかな。という感覚は得られました。自分も関わっていくことで、小さくても波を起こしていけたらなと思います。今日はどうもありがとうございました」

 

「今日は、U理論の理論的なことに関してもわかりやすかったですし、実際に会場全体で、本音の対話が出来たのがよかったなと思いました。ありがとうございました。」

 

 

運営にご協力いただいた多くのスタッフの皆さま、パネリストの皆さま、参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました。今ここにある未来を実感する素敵な場になりました。

 

2011年はオットーシャーマー氏来日の可能性があり、また楽しいイベントを企画していきたいと思います。

 

当日の様子が写真入りでスタッフとして企画から当日運営まで大活躍してくれました高原響さんのブログで掲載されています!

 

http://ameblo.jp/dokyo-aikyo/theme-10017026258.html