第5回となるU理論ストーリーテリングの会は、様々な分野の第一線で活躍する【開拓者】の方々をお招きし、U理論の観点からゲストの人生を紐解いていくワークショップです。
高い創造性を発揮しているゲストの方から、逆境を乗り越えた経験やターニングポイントとなった出来事やその時の感覚などを、インタビュアーの中土井僚が筋書きなしの対話の中から引き出していきます。
このワークショップを始めたのは、U理論勉強会の参加者から頂いた声がきっかけでした。
「U理論の構造については非常に良く理解できたが、実際にU理論でいうUの谷を下りきった時の感覚がどういうものか知りたい」
この声に応えるために、高い創造性を発揮しているゲストとの生の対話を通じて、U理論におけるUの谷を下り、上がるという一連のプロセスを具体的に感じて頂くことが本会の目的の一つです。
また、話し手と聞き手の双方でストーリーを共有しながら、ゲストの内面で起きていたことを丁寧に読み解いていくマスストーリーテリングという手法を使い、深い気付きや学びを得られるワークショップとなっています。
※ ご参加に当たってU理論についての知識は全く必要ありません。
(参考)第三回U理論ストーリーテリング(ゲスト:富田欣和さん)の実施レポート
http://inlakech.worldchange.jp/?p=163
◎第五回ゲスト:面白法人カヤック 代表取締役 柳澤 大輔氏
今回のゲストは面白法人カヤック代表取締役の柳澤大輔さんです。
面白法人カヤックは、給与をサイコロを振って決める「サイコロ給」、支給額ゼロ円の「スマイル給」、場所を選ばないワークスタイルを実践する「旅する支社」などのユニークな取り組みで有名な会社です。
著書「面白法人カヤック会社案内」「空飛ぶ思考法」等の著書や、各種メディアでの報道や日経BPネットを初めとしたコラム等で、柳澤さんの文章を眼にしたことのある人もいるかもしれません。
「何をするかではなく、誰とするか」
営業マンという職種を置かないというあり方しかり、競争原理とはちょっと違う観点「面白」というキーワードで様々な活動を打ち出している面白法人カヤックが、カヤックスタイルという形で一番目に唄っているのは「何をするかではなく、誰とするか」です。
カヤック社のHPでは、ほぼ全社員について、柳澤さんが過去メルマガ紙上などで書き下ろした社員推薦文が赤裸々に公表されています。
(面白法人カヤックHP「社員紹介」ページ)
http://www.kayac.com/team/
インタビュアーの中土井僚と、本会の打合せで面白法人カヤックの鎌倉本社にお伺いした際に、せっかくなのでと、オフィス見学をさせて頂きました。
畳敷きの小上がりとコックピットのような鏡張りの役員室という見た目の造作の奇抜さだけでなく、その周りをぐるりと囲むようにしてクリエイターの方々が仕事に打ち込む熱気には、すごいものがありました。
学生時代の友人同士で創業した面白法人カヤックは、創業15年、150名超の組織となり、志を同じくする組織開発コンサルティング会社を自社の組織開発のために吸収合併するなど、新しいステージに向けての歩みを始められています。
もとい、この案内文もしかり、ともすると組織の特徴やあり方が多く取り上げられる面白法人カヤックさんですが、U理論ストーリーテリングでは、代表の柳澤大輔さんご自身の人生のプロセスに焦点を当てて筋書きのないインタビューが行われます。
柳澤さんご自身の経験としてどのような逆境を乗り越えて今とこれからがあるのか。柳澤大輔さんご自身のターニングポイントが読み解かれていく過程と、参加者の皆さん同士の対話との相互作用の中で何が生まれてくるのか、今回も楽しんで頂ければ幸いです。
◎ゲストプロフィール
柳澤 大輔(やなさわ だいすけ)
1974年2月19日香港生まれ。
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントを経て、1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立、代表取締役に就任。
「ART-Meter」「HOUSECO」「こえ部」「wonderfl build Flash
online」などオリジナルのWebサービスの企画から開発、運営までを事業とする同社で、これまでに100以上のWebサービスのクリエイティブディレクターをつとめる。
また、ユニークな人事評価制度(サイコロ給、スマイル給、360度評価)や、ワークスタイル(旅する支社)などの導入に積極的に取り組み、新しい会社のあり方を探る。
2009年、ビンボーゆすりを科学したプロダクト「YUREX」を開発。同サービスでは、第13回文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」、第8回東京インタラクティブ・アド・アワード「インタラクティブ広告部門銅賞」を受賞。
2010年の東京インタラクティブ・アド・アワード、2009年、2010年にはYahoo!インターネットクリエイティブアワードなどのWeb広告賞にて審査員をつとめるほか、自身もクリエイティブディレクターとして東京インタラクティブ・アド・アワードを受賞。
会社のモットーであるユニークさを体現するプロダクツは、業界内外から注目を集めている。
著書は『空飛ぶ思考法』(サンマーク出版)『アイデアは考えるな。』(日経BP社)、『面白法人カヤック会社案内』(プレジデント社)『この「社則」、効果あり。』(祥伝社新書)など。
(参考)週刊面白法人カヤック(日経BPネット)
http://202.214.174.229/article......520/92038/
数年来欠かさず週刊で書かれているブログ形式の記事です。
(参考)『空飛ぶ思考法』
http://ameblo.jp/satokumi1718/......59489.html
「アイデアをたくさん思いつけるノウハウがあれば、
人生前向きに生きられる」というメッセージに共感します
◎インタビュアープロフィール
中土井 僚オーセンティックワークス株式会社 代表取締役
エグゼクティブコーチ、ダイアログファシリテーター
株式会社野村総合研究所
パーソナルディレクター(エグゼクティブコーチ)
フリュー株式会社 社外監査役
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)にて、
業務変革コンサルタントとしてIT技術を活用した業務改善コンサルティングに従事。
情報システムに人が依存していく状況に疑問をもち、人が本来持つ力を引き出すにはどうしたらよいかという問題意識
株式会社インタービジョンに入社し、最適組織編成理論であるFFSに基づいた経営・組織・人材のコンサルティングに携わる共にコーチングを初めとしたセルフモチベーションの研究を行う。
ウイルソン・ラーニングワールドワイド株式会社にて、人材開発コンサルティング業務に従事した後、2005年に独立しオーセンティック・アソシエイツ代表に就任。
2008年にオーセンティック・ワークス株式会社を設立し、代表取締役に就任。
10年間に渡る延べ3,000時間以上のパーソナル・ライフ・コーチとしての活動と共に、エグゼクティブコーチ・ファシリテーターとして、一部上場企業を中心に経営者30名以上のコーチング実績、組織開発コンサルティング・ファシリテーター実績を持つ。
■開催日時
1月25日(水)19:00~21:30(受付開始18:35~)
■会場
あうるすぽっと3階 会議室B
地下鉄有楽町線 東池袋駅 徒歩1分
http://www.owlspot.jp/access/index.html
■参加費5,000円
(事前振込の方は3,500円 )
■定員:70名
【参加お申し込み】
※定員に達したため、受付を終了させていただきました。